「引っ越ししたら再発行しなければいけなくなってしまった」マイナQA

Q.実生活でマイナンバーが不便だった瞬間はありましたか。

A.引越しの手続きを14日以内にしなければならない制限のためにカードが無効になり、再発行手続きをしなければならないのがとても不便でした。

<和内太郎の解説>

 実は私も同じ経験をしました。

 自身が設計に携わったこともあり、満を持して申請しようとしたところ、待てど暮らせど通知カードが送られてきませんでした。

 前作「まるわかり!マイナンバー」の序盤で記したとおりですが、当時、通知カードやマイナンバーカードを巡ってシステム障害が頻発しており、加えて、年賀状郵送時期等とも重なり、通知カードの未達・不達が大きな社会問題となっていました。

 しかも、法律上、市町村長による住民への個人番号の通知は、施行期日を定める政令により平成27年10月5日とされました。よって、基本的には通知カードに記載された情報は、平成27年10月5日のものとなっていました。実は当時、和内太郎は平成28年から転居を予定しており、早く通知カードが来ないと転居後に転居前住所に通知カードが送られることになり、通知カードには転居後住所は反映されているはずがないため、異常に面倒なことになるのではないかと、実務者の嗅覚が鋭くなっていましたが、なんとまさかの最悪なタイミングで平成28年1月中旬の転居後に通知カードが実家に届きました。

 ちょうどその時は、入居予定の住宅は明け渡された状態となっており、順次家具等を搬入していたため、入居後・届出前という非常に曖昧な時期と重なってしまいました。そこで、地元自治体に連絡したところ、当時マイナンバー担当窓口は常に混雑していたため、とにかく住民基本台帳に登録されている住所という意味では齟齬がないと自分で判断し、そのままマイナンバーカード発行申請を行いました。そして、ほぼ同時に住所変更も行いました。

 すると、夏頃に地元自治体から「通知カード記載住所と住民票登録住所が異なるため、発行が遅れる」旨の連絡がありました(当たり前だろう、通知カード記載住所は平成27年10月5日時点の住所で、その日から2か月以上も発送中(未着)状態だったのだから、住所が変わって当然だろう、と心の中で思いました)。そして、ようやく秋頃に入手したマイナンバーカードの住所欄には、初回発行にも関わらず、転居履歴が示されているというレアカードになりました。


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