マイナンバー小説「坂内舞の乱数遊び」(詳説付き)

2017年12月31日コミックマーケット93(C93)で発表しました。

前作の評論本「まるわかり!マイナンバー」のエッセンスをモチーフに若手小説家と共同制作。

マイナンバーマニア、和内太郎氏による異色の「60の詳説と脚注」も見どころ。

おそらく、日本初のマイナンバー犯罪をテーマにした小説にして、ヒラメ・トロ初の小説。

評論では伝えきれない制度の本質を、小説という別の角度からアプローチを試みました。

恋人にまつわるあらゆる番号を集めることに囚われた少女は、とうとう禁断の乱数に手を伸ばそうとしていた。その番号を手に入れることが出来れば、あの人のすべてを手に入れることができると信じていた。少女の結末は?読み終えたときの不思議な読後感。それこそ、マイナンバー制度の本質かもしれません。

未だに根強い人気を誇る異色作です。




「・・知りたい」

「・・・・あの人のマイナンバーを」

「・・・・・それであの人のすべてが分かる」

 ―――これは、番号に取り憑かれた少女の物語。



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